お久しぶりです。萩が咲き、ツユクサが咲いて何だか秋の足音…。
と、涼しい風に吹かれてそよそよしています。ごきげんようです。まだ昼は暑いですね。
で、そんな私がつい先日までやっていたことについて書きたいと思います。
6月に、待望の本が発売されました。これです。
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待望です!ちなみに読書という意味では、今年の21冊目です。
あの中原淳一先生のお洋服が作れる本!なんと型紙付き!ひゃー!
私は以前にも口走ったことがあると思うのですが、中原淳一先生のお洋服がだいすき!でも買うのに勇気がいる!高いから!
というわけで、いろいろと待望だったのです。大喜び。
そして、決断をしました。
中学生の頃にパジャマ作って以来のお洋服づくりに踏み出そう。いや漕ぎだしてもいい。いやいっそのこと飛ぶ?(大喜び中)
高校生のときに触って以来のミシンをママから借りよう。
というわけで、まずは材料を買いに走る。
田舎町に一件だけの、手芸店。7月22日。上記の本を購入して数週間後。
布と、接着芯と、ミシン糸。お店の人に「ナニモワカリマセン…コレツクリタイ…」と本を見せつつ全力で乗っかるスタイル。
お店の方も慣れているのか不憫に思われたのか、すごく親身に相談にのっていただいて、縫いやすい布、失敗しにくい接着芯をあれこれ持ってきていただき、選んだ布に糸の色を合わせてくれて、2217円。リーズナブル。
手芸店で不安しかない私に
「そうね!ある程度できあがってからじゃないと雰囲気がつかめないからボタンは後のほうがいいわよ!」
と明るい。ココロヅヨイ…。
「ナツ、オワルマデニ、ボタンカイニクル…デモ、フユニナル、カモ」
「大丈夫よー!来年も夏はくるわよ!」
ココロヅヨイ…。
そして、少しずつ、お休みの日に作り始めました。
おうちにあった薄い紙に、型紙をトレース。
それを布地に留めて、チャコペン(100均で購入)でぬいしろをとりつつ線を引き、裁断。
ミシンで縫い、一部手で縫い、しつけもし、アイロンをかけ、またミシン…。
襟が難しくて何度かやり直したりしました。
そして9月16日。
「ボタン、ドレガイイカワカラナイ…」
お店の方が私のことを覚えていらして、私が持ち込んだ作りかけのお洋服をほめてくださる。ウレシイ…
そして、ボタンをあれこれいくつか選んでくださって、結果お店の方と相談し、意見が一致したボタンが一番安価なボタンでなんかもう…ありがとうしかない。
ボタンは安売りで6個で180円。
ボタンホールが一番緊張しました。やり直しがきかないかなり最後のほうの工程。
そしてボタンをつけて。
9月21日夜、完成しました。
半袖のブラウス。失敗が目立たない柄。縫い付けた襟がそのままのびて、細いタイになっています。デキタ…カワイイ…。
夏が私のことを待っていてくれたので、いっぱい着ます。
丁寧に、じっくりやったらこんなミシンほぼ初心者みたいな人でもちゃんとしたお洋服が作れるんだなと(いやミスったところはあるけれども)思いました。
なお、この成功に大変気をよくしていますので、この勢いのまま、ジャンパースカートも作ろうかと企んでいます。
楽しかった…!
追伸 今回のブラウスにかかったお値段、2507円(チャコペンも含め)でした。リーズナブル…。備忘録として。