のらりくらり日記

世の中のいろんなことにひっかかりつつ流される備忘録。好きなものを好きといってるだけ。過去の観劇日記もこちらに置いてます。科学系の話も少しだけ。

些細な日常も記録しておいたほうがいいかもしれない2021年2月中旬

お題「#この1年の変化」

 この1年、どんな思いを抱いていましたか?って聞かれている。ので書いてみる。でもうまく書けるかな。

 

 昔クイズ番組(バラエティー番組?)で「アハ体験」というのが流行った。ざっくり説明すると「瞬間的に閃いて納得する(腑に落ちる)こと、その体験」なんだけども、脳科学的にイイかなんかでよく取り上げられていたように記憶している。

 クイズでは、画面に1枚の写真が出て、数秒間でゆっくりその一部が変わっていく。さてどこが変わったでしょう、というもの。もしかしたら今のクイズ番組でも取り上げられているかもしれない。少しの間に、画像の中でまあまあな面積を占めている赤いカーテンが緑に変わったり、犬が猫に変わったり、読んでいる新聞が本に変わったりする。

 変化前と後の画像を並べられると明らかな違いがある、けれどほとんどの人は大写しになった画像がじんわり変わっていく、その変化に気づけない。もちろん私も。

 

 今は、それとよく似ていると思う。

「変わりますよ」って言われたから「変わっている」ことはわかっている。

「流行ってますよ」って言われたから「流行っている」ことはわかっている。

 何かがゆっくりと、しかし大きく変容している。しかし気づけない。

 

 いろんなことが変わった。私達は常時マスクをつけ、外出を自粛し、消毒をするようになった。ある知り合いは職を変え、ある知り合いとは気軽に会えなくなり、ある知り合いは陽性反応が出て入院し(幸い軽傷ですでに退院済)、ある知り合いは若くして自ら命を絶ってしまった。

 私達は変容の真っただ中にいる。

 1つ1つのことを理解はしている。ウイルスは一時期の私の研究分野でもあり、たぶんある程度の知識もあるので、何となくではあるが「新種のウイルスが流行すれば世界はこういう風になる」という予測もできていた。

 でもそれでも何だかよくわからない。

「私自身」は「今」「世界と適応するために」「変容している」のか。

 

 戦争もこんな風だったのかもしれないなと思う。

 防空壕の中で友人と手をつなぐ女学生とか、

 ラジオで戦況を聞く人たちとか、

 もしかしたら今の私達と同じような気持ちだったのかもと思う。想像するだけだけど。

 

 私自身は自分のことを「変化していない」と思っている。多少衛生面で気を付ける部分は増えたし、少々の変更はあったものの、同じ仕事をこなし、基本変わらない日常生活を送っているからだ。元々引きこもっても楽しく生活ができる性質だったようで、特につらいこともない。田舎ということもあり、意外とごきげんに生活できている。

 でも、私だけでなくそれぞれがそれなりに少しずつ「変化」しているのだろうなと思うので、私はわからないなりに、それを忘れないでいようと思っている。

 あと理性は大事だなあと思うから、それも忘れずにいようと思っている。

 すごくわかりにくい文章になってしまった。つたわれー。

 

 

 本で言うならこんな気持ち

「となり町戦争 三崎亜紀著」 

 

 

 

 

  

 

占いで「死を想え」って出たから読んだわけではない2021年2月上旬

 最近よく友人から占いの話を聞くなあ年の初めだからかなあと思っていたのですが、最近テレビ番組とかで流行っているんだよ知らないのと妹に言われて昨今のブームに気づきました。へぇー。知らなかった。世が不穏だからかな。感染の収束時期を占ってたりするかな。うふふ。

ちなみに昨年末にも同様なことが起きており、

「最近書籍の中に『東大生の~』って多くないですか???あとこの著者名Quiz〇〇〇〇Kって誰ですか??」て聞いたら超驚かれた。売れてるらしい。知らない間にクイズ番組も流行ってた。ゴールデンタイムと言われている時間帯にテレビ見てない族です。なぜならしごとからかえってきてないからです(おぅ)。

 流行の波にのってみんなサーフィンしてる冬の海を海岸から「たいへんそうだなー」と思いながら見ている気持ちです(伝わらない)。

 

 さて。先週読了の本です。ノンフィクション。

「エンド・オブ・ライフ 佐々涼子 著」

(あらすじ)在宅医療を専門とする京都の診療所に勤務し多くの患者を看取ってきた看護師の友人が病を得る。「看取りのプロフェッショナル」である友人の自身の最期への向き合い方は意外なものだった。残された日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。 在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった著者の難病の母と、 彼女を自宅で献身的に介護する父の話を交え、 7年間にわたって見つめてきた在宅での終末医療の現場を描く。 (集英社インターナショナル 書籍情報より一部抜粋)

 

 この本を読んでいたときに、友人が送ってきた某星占いが「死を想え」で「まさしく今思っているよ」と思ったところでした。

 心が元気な時に読む必要がある。死は唐突で理不尽できれいごとではない。

 もし私が、もし家族が、もし友人が、はもしもでは終わらないことを私は知っている。それを知っているからこそつらくていろいろとオープンハートで読めない。とても抱えられないけれど、抱えなければならないときがいつかくる。

 その欠片をちらりと覗き見た気持ちです。泣くとか感動するとかいろいろ書かれているけれど、なんか、内容は全然そんなんじゃないと思う。良書でした。

今年ももう一か月過ぎてるけども、今年の目標を今更細分化してみた2021年2月上旬。

50個考えた。10日くらいうんうん考えた(むだじかん)。最後の10コがまあ出てこなかったことよ。

早速いってみたい。私生活があふれ出ていますがご容赦ください。そしてただの私の備忘録になり果てております。ご勘弁ください。

 

その1仕事編

1.有給休暇を〇日とる。

2.残業を減らす。異動があるかもしれんけども残業を月50時間以内に抑えたい。という希望!というか願望!わたしたちははたらきすぎている!!

3.立ち仕事のときに何かにもたれかからない

4.デスク周りを整理する。何でもかんでもとっておこうとしない

5.シュレッダーまで歩くのを面倒くさがらない

6.空いた時間にお片付け

7.仕事に使えるプレゼン資料を作りだめる。み、みっつくらい(目標が低い)

8.電話をとる(デンワキライ)

9.間食を減らす。プロテインに置き換える

10.職場のハンドクリーム替わりのボディークリームをそろそろ使い切る

11.昨年できなかった、社内誌の表紙(または裏表紙)に取り上げられるような写真をとる。 

12.11のために日中フィールドに出ることを試みる

13.12のときにカメラを忘れない

14.13でとったものは社内誌以外にも有効活用する(プレゼンのタイトルバックにするなど)(そして無駄なとこに力を入れてと怒られるところまで想定内)

 

その2 趣味編

15.刺しゅう(デアゴスティーニ)、19号を終わらせる

16.刺しゅう(デアゴスティーニ)、20号を終わらせる

17.刺しゅう(デアゴスティーニ)、21号を終わらせる(ここまでやると「春」が終わる)(←わかる人にはわかってしまうが、周回遅れも極まっている)

18.本を読んだら一言でも感想をここに残す(仕事の本とマンガ以外)

19.上半期までに月光第3楽章をなんとかする(ベートーベンは天才)

20.炎も弾いちゃおっかな(きめつのやいばぜんぜんみてないけど何故か楽譜が手元にある)(もらった)

21.そして近くの駅のピアノに忍び寄ってこっそり弾く

22.トレーニングで腹筋をつけて踊ってるときにグラグラしないようになれますように(ここにきてもうただの願望)

23.足もほそくなりますように(もはや願望というより欲望)

24.華麗なターン!(夢)

 

その4 美容編

25.3月くらいまでにサンプル(もろもろの化粧品のやつ)を使い切る

26.パックも使い切る

27.ケアをサボらない

28.毎日どうでもよくならない。眠気に負けない。

29.6時間以上の睡眠

30.日焼け止めを来月くらいから使う(何事もお早目にだ)

 

その5 お勉強編

31.英語だ。英語一択だ!

32.そして英語でお手紙を書いて驚かせる

33.そしてちょっと喋ってみたりもする

34.好きな映画を字幕なしで見たい(また願望を) 

 

その6 おうちごと編

35.1か月に〇回ご飯を作る。(〇には超些細な数字が入っている)

36.本を少し処分する。お部屋をすっきりさせたい。今詰めているが2箱くらいならイケそう。

37.ものを捨てる。春夏秋冬、合計4袋。

38.お金の整理をしてカードを一本化する

39.昨年から引き続き、買い控える。いろいろと!

40.そんで、今年は〇万円貯金。がめつく行く。

41.夏くらいにホームベーカリーでパン以外のものを作ってみる

42.スリッパ生活をしたいのでスリッパを買う(39番との明らかな矛盾)

 

 その7 その他

43.健康に気を付ける。マスク手洗い換気。

44.昨年定期的に寄付をしていたのだけど(少額です)、それを継続する

45.ふるさと納税をやってみる

46.高くて二の足を踏んでいた(何度も踏んで地団太状態)ワンピースをセミオーダーしたい(欲望)(39番は)

47.今年もドック検診いきたい

48.仕事でもなんでも、もっとアウトプットをしていく。ため込まない生活

49.喜怒哀楽は今年も派手に!素直に!

50.今年をキュートでハッピーに過ごすための努力を惜しまない(ナイスガッツ)

 

 以上です。いくつ叶えられるかな。やってみたい。がんばらずにできることをできるときに!

 

お部屋の片づけをしようと試みて初手から躓いている、2021年1月最終日。

今週のお題「鬼」

 

えー

私は毎年1月に1年の目標をざっくり決めています。6つくらい。

その直後に、他の人の日記で「目標を100個決めてみました!」というのを見て「あっ、私もそうしたらよかった!」と後悔しました。そんな1月です。もう2月ですけれども、もしかしたら自分も真似して100考えるかもしれません。100…いやごめん50くらいで。

 というわけで、1月に決めた目標の1つを実行に移そうと試みた。本だ。本が捨てられないのだ。ただ、私は決めた。本棚に余白を!

 で、小説やらマンガやら「これはもう長いこと読んでいない」というものを片っ端から取り出して、書店のブックカバーのついたものは外し、シリーズものは巻数を揃え、はてこれはどんな話だったかな、と

 読みふける(お約束☆)

 

 進捗状況を見に来たママに「全然片付いてないじゃないか」と叱られ(当然)、そして「しかしおまえは本に囲まれて本当に幸せそうだな!」と匙を投げられました。

 そんな私が昨日読了したのがこれです。

「百器徒然袋-風ー」京極夏彦著 です。榎さん好き。

 読んでいる最中ママが「それは…聖書か何かなのか」と恐る恐る尋ねてくる分厚さ。背表紙を下にして本が自立するよ☆

 この作品は中篇3作が1冊にまとまったものですが、この最後の作品のテーマが「鬼」と「鬼の面」です。「鬼」を「祓う」ということで、登場人物はみんな節分の豆まきを思い出すのですが、榎さんだけは大晦日追儺(ついな)の話をしていた、というエピソードなども。

 いつものようにしっちゃかめっちゃかなんだけど、最後の最後に「あの」榎木津礼次郎がちょっとだけ優しいので好き。

 読了したら続きがすごく読みたくなってうっかり買ってしまった。わかってる。

 本末転倒です。 

 

 本来の目的忘れた。いや覚えてるけど抗えなかった。スマートライフへの道のりは遠い。ていねいな暮らしも持たない生活もはるか遠い桃源郷ガンダーラだった。いやガンダーラはダメだ、ガンダーラ玄奘三蔵経典を求めて向かったところだった。本を求めて旅立ってしまうのはダメだ。

 しっちゃかめっちゃか。

 

 とりあえず取り出した本をしばらく読み返します。もう自分自身に匙を投げた。そうこうしてたら注文した本がおうちにやってきて今度はそれを読むのだ。うふうふ。

 

 あ、ダメだ。

 果たして私は本を無事処分できるのか。いや大丈夫今年はまだ始まったばかり。しかしながら読書も始まったばかり…!ダメだダメな気しかしない。自分を全然信用できない!

 えー

 2021年、乞うご期待☆

 

必要なところに必要なものやお金がいくといいなあと思う、2021年1月末。

今週のお題ふるさと納税

 

 今年初の繁忙期が終わりかけており(まあすぐに次の繁忙期が来るんだけども)、これは!と思い、久々に定時より早く帰途に就く。隣の部署の部長から帰宅直前に「18時からの他部署の会議に顔だけだしてくれ」と声をかけられたが華麗にスルー。何故このご時世に時間外の会議。何故このご時世に顔見せ。何故このご時世に大人数で集合しとる。

 考えれば考えるほど嫌な要素しかないのでさらっと断って、うふうふしながら帰宅したら、半年ぶりに仕事場から明るいうちに帰宅した娘について、

「陽性の人が出たとかで職場がクローズしたためにのこのこ帰ってきた」と瞬時に考えたママから玄関をあけた途端エタノールを吹きかけられるという…ママ…誤解よ…誤解なの…とりあえずスプレーを置いて私の話を聞いて…。

 その後すぐに私が風呂に入ってようやく話を聞いてもらえました。

 ウイルスは親子関係をも壊そうとするよ…。皆様ご安全に…。

 

 さて、ふるさと納税です。過去に一度だけ。

 他県で県の職員として働く友人から頼まれました。当時、災害でひどいことになっていたし、ニュースでも大きく取り上げられていたんだけど身近に感じてもらえなくて義援金が集まらなかったのです。私は私でニュースで報道される裏側を思って心を痛めていたので「なるほど、遠くにいてもできることがあるんだ!」と思い、ふるさと納税のシステムを活用させていただきました。返礼品のないやつ。少しでも役に立っていたらいいと思う。

 そして今は、全国どころか世界的に税収が激減していることは想像に難くなくて、ふるさと納税など様々な方法で、必要なところに必要なものやお金がいくといいなあとせつに思います。

 というわけで。

 災害支援寄付 | ふるさと納税サイト「さとふる」 (satofull.jp) 

 また、楽天市場でも「ふるさと納税 災害」で検索すると支援寄付金受付(1000円~)がたくさん出てきます。ぜひご活用ください。

 また、返礼品ほしいーという人は、災害支援寄付のページで市町村を選んでから「地名 ふるさと納税」で検索すると返礼品つきのふるさと納税のページにいけます。

 ちなみにちゃっかり宣伝すると、私の住んでいる地域は「令和2年7月豪雨被害」の被災地です!これ以上詳しいことは書けませんがどうぞ懐にちょいとばかり余裕のある方、よろしくお願いします☆

 

  

1年に2回くらいある繁忙期の1つが今やってきている2021年1月下旬

 土日休みの仕事のはずなのになぜ今日も仕事場に行かねばならなかったのか、イマイチ腑に落ちない土曜日ですこんばんわ。

 先日急いで提出しないとならない郵便物があって、異なる部署のアルバイトの子(字がキレイなの)に宛名書きを「縦書きでね」って頼んだら郵便番号も縦書きされました。すごい!久々にジェネレーションギャップを感じた!

 うーんと、郵便番号だけは横書きだね普通ね説明不足だったね、って言いつつ全部縦書きされた封筒を受け取って大急ぎで自分の部署(別のお部屋)に帰って早速「驚きのジェネレーションギャップだった」と衝撃を伝えたところ「それはジェネレーションギャップとかではなくて嫌われてるんじゃないんですか」と辛らつな即答が返ってきました。

 おおう…若者はそんな高度な嫌がらせを…!

 二重の衝撃を受けている私に別の同僚が笑いながら「いやいやホントにわからなかったんだと思いますよ。今年賀状とかも書かないし、DMとかもほとんど横書きだから」

 なるほど。

 私は大体慌てているので(←どんなだ)、聞くに聞けなかったんだろうなあと反省しました。あわあわしない大人になりたい。あとあれだな、自分が知ってることを他の人も知ってるって思いこまないようにしないとな。と思った。

 繁忙期は来週まで続きそうです。乗り切りたいー。でももーやだーめんどくさいー(←すぐ言う) 

 

 

 

 

2021年1月、年末年始に読んだ本4冊とちょこっと感想。

 年末年始での読書4冊、の覚え書き。

1.この本を盗む者は 深緑野分 著

 ちょっとだけ異世界なファンタジー現代日本版「ふしぎの国のアリス」かな。アニメになりそう。なんだろうか、デジタルコンテンツ臭がする…。森見登美彦さんとか好きなひとは多分好き。あと多分だけど「天気の子」「君の名は」とか好きなひとも好きそうな感じだ。ワタシはいまいちこの面白さがわからない。いろいろすまん。

2.流浪の月 凪良ゆう 著

 えー本屋大賞浜崎あゆみさんの歌の歌詞とか好きなひとには刺さるのではないだろうか。さらっと読めるけど、私にはイマイチでした。漂うオシャレ雰囲気にむっかりするのは何故なのか。んー、そこはかとなく漂う「わたしたちだけが特別…」みたいな感じがどうもダメっぽい。

 でもこれを好きなひとがいるというのもわかるし、本屋大賞だということに異論はない。再、いろいろすまん。

3.ハリネズミは月を見上げる あさのあつこ 著

 二人の女子高校生のお話。ぐいぐい読めた。面白かった。主人公いい子。ガッツだぜ!

4.月まで3キロ 伊与原新 著

 6つの短編集。一つ一つに地学の豆知識みたいなものが出てきて興味がわく。大変興味深かった!「星六花」「天王寺ハイエイタス」「エイリアンの食堂」「山を刻む」が面白かった。私だけのランキング一番は「エイリアンの食堂」でした。

 面白くてつい知り合いの某地学の研究者に「せんせい!これ!これ面白かったよ!」とすすめてしまった。本のタイトルをメモしていらしたので、せんせいの感想を聞くのが今から超楽しみです。

 また「星六花」を読んで、昔中谷宇吉郎さんのミュージアム行って楽しくて帰宅した後に中谷先生の本いっぱい読んだことを思い出した。

 

 何も意図せず読んだのに、4冊中3冊のタイトルに「月」が入っていることに今気づき。まあ偶然なんだけど、そこに意味を見出そうとしてしまう。習性…。

 

 次は何を読もうかなー。