年末年始での読書4冊、の覚え書き。
1.この本を盗む者は 深緑野分 著
ちょっとだけ異世界なファンタジー。現代日本版「ふしぎの国のアリス」かな。アニメになりそう。なんだろうか、デジタルコンテンツ臭がする…。森見登美彦さんとか好きなひとは多分好き。あと多分だけど「天気の子」「君の名は」とか好きなひとも好きそうな感じだ。ワタシはいまいちこの面白さがわからない。いろいろすまん。
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2.流浪の月 凪良ゆう 著
えー本屋大賞。浜崎あゆみさんの歌の歌詞とか好きなひとには刺さるのではないだろうか。さらっと読めるけど、私にはイマイチでした。漂うオシャレ雰囲気にむっかりするのは何故なのか。んー、そこはかとなく漂う「わたしたちだけが特別…」みたいな感じがどうもダメっぽい。
でもこれを好きなひとがいるというのもわかるし、本屋大賞だということに異論はない。再、いろいろすまん。
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二人の女子高校生のお話。ぐいぐい読めた。面白かった。主人公いい子。ガッツだぜ!
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4.月まで3キロ 伊与原新 著
6つの短編集。一つ一つに地学の豆知識みたいなものが出てきて興味がわく。大変興味深かった!「星六花」「天王寺ハイエイタス」「エイリアンの食堂」「山を刻む」が面白かった。私だけのランキング一番は「エイリアンの食堂」でした。
面白くてつい知り合いの某地学の研究者に「せんせい!これ!これ面白かったよ!」とすすめてしまった。本のタイトルをメモしていらしたので、せんせいの感想を聞くのが今から超楽しみです。
また「星六花」を読んで、昔中谷宇吉郎さんのミュージアム行って楽しくて帰宅した後に中谷先生の本いっぱい読んだことを思い出した。
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何も意図せず読んだのに、4冊中3冊のタイトルに「月」が入っていることに今気づき。まあ偶然なんだけど、そこに意味を見出そうとしてしまう。習性…。
次は何を読もうかなー。