今年の13作目。はーもー間違いない。伊与原新、ハズレなし。
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オオルリ流星群 伊与原新 著
高校の文化祭で作品制作を共にした同級生6人。彼らがそれぞれの人生を歩み、45歳で再会してからの話である。
高校時代の話も出てくるせいか、読みながら全然違う話なのに
「犬がいた季節(伊吹有喜 著)」を思い出した。
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前作2作(「月まで3キロ」「八月の銀の雪」)と比較すると若干タイトルに違和感があるのだけど、よかった。
惑ったって、希望はある。そして救済も。
道が間違っていたかそうでないか、幸せか不幸せかなんて死ぬ直前でないとわからないのだ、と言ったのはフランクル。
ただ、進もう。目指す星を信じて。