のらりくらり日記

世の中のいろんなことにひっかかりつつ流される備忘録。好きなものを好きといってるだけ。過去の観劇日記もこちらに置いてます。科学系の話も少しだけ。

何者でもない私たちができること2021年8月前半。

 全国的な第5波です。だるまさんがころんだくらいの勢いでお過ごしでしょうか。私はそれでもいろんなものにぶつかっては無言で立ち尽くし痛みに耐えておりますごきげんよう…(青あざがついたり消えたり)

 

 私は多くの人に会う仕事のため、この5波で知っているひとが陽性になったり、その中のおひとりが亡くなられたりしました。コロナウイルス感染で知っている人が亡くなったのは初めてです。自分自身も(かなりの田舎に住んでいますが)濃厚接触者の一歩手前にいるのでは、という感じがしています。ワクチンまだ1回しか打てていないけども。

 しかしそれは私の「体感」であって、新聞やTVのニュースで「新規感染者〇名」「蔓延防止法発令」とか聞いても、もはやピンとはきません。「危険である」という実感はない。多分私だけではない。だって身近には感染者が「いない」または「ほぼいない」から。あと、ヒトだけでなく生物は基本的にすべからく「自分が死ぬことを考えられない」ようになっているから。注意が必要。

 

 ただ、ニュースを見ていると、芸能人の方々の感染が4波までと比べて多くなっている感じがしませんか?

 感染したという記事を読むと、事務所の方針などにもよるのでしょうが、感染した芸能人の方は仕事の前にPCR検査(?)を毎日のように受けていたとのことでした。

 わかることは2つです。
(1)芸能人の方々は不特定多数との仕事・防音で狭い部屋での仕事・経済的な事情などの関係で感染防止には本人・周囲共に大変気を付けられている方々であろうということ。

(2)検査をほぼ毎日受けているため、感染がわかったら「無症状」でも早期発見されるということ。

 

 そして5波の結果があります。芸能人の方々の感染者が増えている。まだ増えていくと思います。

 おそらく感染源が不明でご本人もどこで感染したかわからない方が多いでしょう。

 つまりそれだけ「ウイルスを持っているが普通に生活をしている人」「軽い症状のためウイルス感染していると気づいていない人」が増えているということだと推察します(主に都心部)。

 芸能人の方を「目安」にするのはよくないのですが、わかりやすく、かつ「身近に感じられる存在」であるため、少し「ピンとくる」感じがしませんか?

 注意が必要だと思います。注意をしても感染してしまうことはありますが、避けられるリスクは避けておくほうがよいです。

 

 また、「PCR検査受けたから」「ワクチン打ったから」と油断してはダメです。

 PCR検査陰性でも、その1秒後に感染している可能性があります。移動前に検査をしても、移動中の交通機関で、高速のパーキングエリアで感染する可能性もあります。

 ワクチンは、打ってもしばらくしないと効果がありません。そしてインフルエンザの予防接種と同じで、打っても感染します。特にデルタ株に感染した場合のウイルス保有量はワクチン未接種者と同等だった、という発表もなされています。つまりワクチンを打っていても十分に「感染源になりえる」ということです。

www.jetro.go.jp

www.cnn.co.jp

 

 私が住んでいるところは田舎なので、この夏にたくさんの人たちが帰省・里帰りのために都心部から戻ってきます。

 我が家は私が何か言うよりも前に、父が親戚に電話をかけて来訪を断ったそうです。

 ただ、我が家のようなことができて、それで納得してくれる家庭ばかりではないと思います。

 

 親戚だから、身内だから、なかなか強く出ることができないことも察せます。

 配慮の加減は、とても難しい。けれどできる対策はお互いのためにとったほうがよいです。死んだら終わりです。後遺症は長く続くかもしれない。

 というわけで。

(1) 遠距離移動する前後に

 大きな駅(九州だと小倉駅博多駅など)は無料でPCR検査実施中です(条件あり)。

www.pref.fukuoka.lg.jp

  その他、検査キットを配布している自治体などもありますので、帰省の前に調べてみるといいかもしれません。

 また、PCR検査はむつかしいかもしれませんが(できるならPCR検査のほうがよい)、近くの薬局には抗原検査キット、というのが売られています。2000円程度です。ネットでも購入可能です。

 簡単に自分でチェックできます。

 現地に向かう前と、それから現地到着後にぜひ、と思います。

 

(2)到着後に

 せめて到着してしばらくは様子を見てほしいなと思います。いきなり宴会とかやめてほしい。気持ちはわかるけど。

 あとものすごいリスクなので、できればやめてほしい。

 田舎の人たちは怯えています。ちなみに怯えている人は基本にこにこしているよ。

 怯えているのは、感染拡大が起これば、田舎の医療設備では持ちこたえられないとみんなが薄々気づいているからです。持ちこたえられなければ年配の人からきっと切り捨てられる。と考えています。 

 いつもと違う夏だということを十分認識して、本当に会いたかった人たちにだけそっと会って、静かに楽しんでほしいなと思います。

 

 3密(密閉・密室・密接)をできるだけ避けてください。マスクと消毒大事よ。

 だるまさんがころんだ、くらの慎重さでよろしくお願いします。

 

 これ以上の感染拡大を避けることは、新しい突然変異株の出現リスクを減らすことにもなります。どうぞご安全に。私もがんばる。

 

 

 おまけです。

 ワクチンの副反応で月経に乱れが生じる場合があるよ、という記事を貼っておきます。

 乱れるだけだから安心してね。  

www.bbc.com