今年3作目はこれでした。
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コンビニ兄弟 町田そのこ 著
舞台は北九州市門司区。レトロな町のあるビルの1階にある、九州のコンビニ「テンダネス」。上階は老人専用のアパートになっており、そのためのイートインスペース、お弁当サービス、見守りサービスも行っている。
そのコンビニを切り盛りしているのは、本人全く自覚なく、存在するだけでフェロモンをまき散らす雇われ店長、志波。彼をとりまくパート従業員、アルバイト店員、そして付近の住民たちのお話。
視点(主人公)が代わりながらの短編6編。すいすい読める。
コンビニ店長に設定が多すぎて作品中にも出てくるけれどまさに「情報過多」状態でちょっとふわふわするというかマンガっぽい。映画とかになるといい感じかもしれない。店長に関しては著者が意図しての「てんこ盛り感」なんだけれどもそれでもまだ「謎」なところがいっぱいあるので「次の巻も読もうかな」と思ったりする。
恒星くんがよかった。
あと何故か店長が三浦翔平さんで再生される…(多分ドラマ「おっさんずラブリターンズ」を観てるから)。
そしてよかったら映像化の際には毛玉兄貴は森田剛さんでよろしくお願いしたい。
よろしくどうぞ!
続刊も読むかも。