「そろそろ本格的に寒くなってくるから、ちょっと本格的に頑張って脂肪をつけないとね」
と、朝食食べたばっかりのママがいそいそと頂き物の饅頭を出し、コーヒーを沸かし始めた。
それを見たパパが
「さすがだな、俺たちとはもう心構えから違うな」
と妙な感心をしていた。
太ってるから健康診断で怒られたんでしょが!肋骨骨折疑惑があったとき(あった)「太ってて折れてるかわからない」って言われたんでしょが!
と諭す私。馬の耳にナントカ。
そんなクリスマス寒波の日。ごきげんようです。
さて、読みました。今年31冊目。
こいごころ 畠中恵 著
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いつもの「しゃばけシリーズ」最新刊です。短編5作。
もはや惰性で読んでいる、というのもいつも言っているなあ。
可もなく不可もなく。
今回は平穏な話が多かったように思います。あっ、若だんながわりと元気だった。
妖がたくさん出てきてたくさん宴会をしていたように思うので、この年末にふさわしい一冊だった気がします。
というか毎度言っていることだから今回も言わせていただくとだな、
私はこの話が「寝込んでいる病弱若だんなが、誰もいない、誰も来ない離れでひっそり空想している話」とかだったりしたらイヤなんだよ!
という気持ちが心の片隅にある。
そんなんじゃないように祈りたい。