すでに11月下旬から年末進行。迫りくる数々の締め切り。なんだ、何故一気に来るんだ。というかこれとあれとそれは今じゃなくてもいいじゃないか!ちょっと部長、今みんな忙しいんだから来年まで黙ってて!
そんな中、もしかすると今年最後の2連休(ただの土日)。読了。初読みの作家さん。
硝子の塔の殺人 知念実希人 著
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現役医師のミステリ作家、ということで知ってはいた。人気があるし筆が速いのでたくさん本が出ていることも知っていた。けど手にとっていなかった。理由はただひとつ。
本がどれも激厚だから。ごんぶとすぎる。
ただ、ここで怯んではならん、と思って今回読んでみました。
変な館で超お金持ちが殺されるのを皮切りに連続殺人事件へと…というお話。
読みやすい。ほどよい登場人物の人数で、混乱もしない。イイカンジのタイミングで次々と事件が起こる。
うん。面白い。
ただ、だいぶ最初のほうから違和感があって個人的にはしっくりこない。
それは私が、どの登場人物にも感情移入できなかったし、どの登場人物も魅力的に思えなかったことが大きい。
「魅力的」ってむつかしいんだな。
でも1冊じゃわかんないよなあ。
あと数冊読んでみよう、と思いました。