のらりくらり日記

世の中のいろんなことにひっかかりつつ流される備忘録。好きなものを好きといってるだけ。過去の観劇日記もこちらに置いてます。科学系の話も少しだけ。

謎解き短編とファンタジーを読む。2022年4月ラスト。

4月に失効するドコモの期間限定ポイントが2000ポイントあるのに、住んでいる場所が田舎すぎて、近所でポイントが利用できるリアル店舗がコンビニとユニクロしかなく、ユニクロに駆け込んで仕事着を買ってきました。仕事着はユニクロ、っていう人が周囲にたくさんいるのですが、物理的な話をすると、ユニクロが想定する「ニンゲン」と、「私というニンゲン」のサイズが違っていてとにかくびっくりするくらい似合わないかパーツパーツでサイズが合わなくて足が遠のいていた。同じSサイズでもカッチリしたデザインだと肩幅が合わなかったりする…くー。ユニクロ…私のコンプレックスを刺激するブランド…。

 ただ大量に試着した結果(6着くらい)、私のコンプレックスを刺激するお洋服は全体の半分くらい、残り半分は私でも着こなせました。進化。仕事用のシャツを1着購入。ドコモポイントありがとう。

 

 さて、本を2冊読みました。今年の8冊目と9冊目。

 ミステリー。

 本と鍵の季節 米澤穂信 著

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本と鍵の季節 (集英社文庫(日本)) [ 米澤 穂信 ]
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面白かった。今のところ米澤穂信さんの既読本は「おもしろい!」「どこがおもしろい?」「怖い」のいずれかで、判断つきかねる作家さんなのだが(失礼)、今回は「おもしろい」でした。

 図書委員男子高校生二人の謎解きもの。事件ごとの短編集なので読みやすい。

シリーズぽいのにどうやらシリーズではなさそうです。続きがもし出たら読みたい。次は「黒牢城」を読もう。

 

 

ファンタジー

一ノ瀬ユウナが浮いている 乙一 著

 

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 えー…久々の乙一さんの小説で、えー…期待しすぎた。

 確かにさすがの乙一さん、さらっと読める。ただなんだろう、お手軽ファストフード感がぬぐえない。途中で展開が読める。なんならタイトルと表紙でどんな話かラストまで大体わかってしまう。どこかで見た誰かの小説乙一さんVer.という感じ。裏切らないけれど、私は裏切られたかった。

 辛辣な言い方をすると、テーマの決められたお話はもう書かない方がいいと思ったし、一ノ瀬ユウナだけでなく乙一さんも浮いていた。おまえそんなやつじゃなかったろ?!って詰め寄りたくなった(それはそれで「お前に一体俺の何がわかるんだよ」って言われそうだけれども)

 うーん、読みたかったのはこれじゃなかったなあというのが正直な感想です。

 好きだからこそ、なおさら。

 次回に期待してるからな!どの名義でもいいから次はちゃんと裏切ってくれー(笑)