ところで旅行とか行ってたのしーとかやっていたら血液検査で「鉄欠乏性貧血」だってこともわかり、鉄剤飲み始めました。ごきげんよう…全然自覚がなかったのですが、貧血って言われたら貧血っぽい気持ちになりますね。なんか…なんかちょっと疲れやすい気がしてた…みたいな…アハハウフフ。
さて。
今年の24作目。
木挽町のあだ討ち 永井紗耶子 著
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木挽町で、ひとつのあだ討ちがあった。
それから2年後、そのあだ討ちについて訪ねてまわる侍が一人。
事件を見た人々が語る「あだ討ち」と自身の過去。
ダークさのない人情もの「藪の中(芥川龍之介 著)」という感じ。
さすがの面白さ。ラストが少し緩めかなと思うけれど総じて良い。
いろんな人の昔語りがいくつもあるので、1冊で4度くらい美味しい気持ちになる。
仇討ちを見事成した菊之助に、彼らは一体何をみたのか。
今年読んだ面白かった本のベスト3に入る感じでした。
またこの人の本を読もうと思う。