コロナ禍も3年目になると、いろいろ新たな負の面が現れてきている気がしている昨今、皆様お元気でお過ごしでしょうか。私はもんやり生きてます。あれですね、やはり表情が見えない、飲み会がないので会話が減った、外出しにくくなっているので運動不足、という感じがね…こう…風通しの悪いような居心地が悪いような…うーん。
…思っていることはばんばん言っていこう!(←何かひらめいた)と思った。
お仕事は、出張の波がようやくひきました。1か月くらいは出張がなくなりました。ストレスも残業もなくなるといいなと思います…!念念!
さて、少しずつ読み進めていた本を読了。
私は誰になっていくの? アルツハイマー病者から見た世界 クリスティン・ボーデン 著
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46歳で若年性認知症と診断された著者のそれから再度歩み始める物語です。実話です。若年性認知症発症、ということは「治る病気ではないこと」と「統計的に寿命も短いこと」とを同時に告知されたということです。今日できたこと、今日覚えていることを明日もできるか、覚えているかわからない、という状況において、彼女が自分のことだけでなく、同じ病気、また高齢の「認知症」患者もまるごと、その状況や立場の改善を考え、訴える内容になっていて、もう脱帽。
しかもこの本図書館で借りた本だったんですけども、先日ふとおうちの書棚を見たら同じ本があった。妹か父の本。んなー!灯台下暗し。もっと早くに読めばよかった!もったいないことした!
読んでみるとこの1冊では物足りなくて、続編が数冊出ているのでそちらも読んでみたいなとなった。
今から読まれる方は「エンド・オブ・ライフ(佐々涼子 著)」と一緒に読んでほしいなと思った一冊だった。
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世界中の全員がハッピーで安心して生きられる世の中になるといいと思う。
私には何ができるだろう。