のらりくらり日記

世の中のいろんなことにひっかかりつつ流される備忘録。好きなものを好きといってるだけ。過去の観劇日記もこちらに置いてます。科学系の話も少しだけ。

これはまだ話しちゃダメなやつかもしれない2023年3月下旬。

特別お題「今だから話せること

 

もしかしたら、まだ話すには早いかもしれないでもまあいいかないやダメかな…と思いながらこれを書いている。

 私は毎年お正月に年賀状を80枚くらいただく。これが世間一般的には多いのか少ないのかよくわからないのだが、職場に年賀状をやり取りする文化が根付いているのと、異動のある仕事なので、年に一度の近況報告的な感じでやり取りをしているのです。私はいいと思う。風流。季節感漂う。書くの大変だけど、やっぱり年賀状もらえるの嬉しい。

 とまあそんな感じです。で。

 そんな前置きは置いておいて、ちょっとこれを見てください。

 

 

 

 

 えー数年前、お年玉年賀はがき、一等を当てました。年に80枚くらいしかもらってないのに!っていうかこの写真載せちゃっていいのかな?!ダメかな?まあいっか!

 

 その年、お年玉年賀はがき、当選日に嬉々として番号を見ていたらしいママが、その辺に置いていた私の分まで見てくれて、わかった。

「1等が当たっとるよー」と呼ばれて「あははそんなばかなー!(←冗談だと思っていた)」って言いながら見てみたら本当だった。わあ。

 切手シートしか当てたことないのに。ふるさと小包さえ当てたことないのに。

「……1等ってあるんだね…」「まさか当たるとはね…」

 となぜか小声になりつつ、善は急げと翌日(だったと思う)職場のすぐ近くの郵便局に持って行きました。

 その郵便局は局員さんが3名の小さな郵便局で、うららかな午後、お客さんが私の他に2人。

 窓口で年賀状を出して

「あのう、当たったんです…」

というと、女性の局員さんが「ああちょっと待ってくださいね」と言いつつ当選番号の書かれた紙を片手に私のハガキを受け取り

「何等ですか」って聞かれるまま

「あのう、1等なんです…」

 って答えた瞬間隣の窓口にいた男性のお客さんがものすごい勢いでこっちを向いた。

「あっ、えっ、本当だ!!一等!初めて見た!」

 対応した局員さんが驚いた。

 後ろに座ってたおばあちゃん(お客さん)が立ち上がって見に来て

「わー初めて見た!当たった人!」と言われる。そこか。そこなのか。さっきものすごい勢いでこっち向いた男の人も寄ってきて覗き込んで「すげー」って言った。

 なんだかすごいすごいと言われるのでちょっと嬉しくなってきて

 そうなんですよびっくりですよ、とか言っているうちにその場にいた全員(といっても私を入れて6人)が寄ってきて全員に「おめでとうございます!」と拍手で祝われた。

「なんだか私たちもご利益ありそうな気がする!今年は縁起がいいかも!」っておばあちゃんの方のお客さんに言われてみんなが頷いてくれて、私も嬉しくなった。

 奥から出てきた局長さんが「昔なら新聞に載ってたよ!記念に写真撮る?!」って言われたのを丁重にお断りし、大慌てで局員さんが引っ張り出して持ってきてくれた

「当選者が書く用紙」みたいなものを記入しました。

 その年の1等の商品は液晶テレビなど、何種類からか選べたのですが、もちろん現金一択で!

 後日(数週間後)、現金書留が届きました。さんじゅうまんえん。

 うれしいめずらしいありがたいもったいないすごーい!

 

 きゃっきゃしながら家族で1回だけおいしいものを食べ、残りはゆうちょ銀行に入れました。

 

 ただこれ、問題がひとつ。

 年賀状の送り主に当たったことを言うかどうか問題。

 

 えー検討の結果、言わないことにしました。いろいろお互いに気を遣うだけな気がしたので。

 これは「ありがとうございますー!」と心の中で大感謝しつつも私の胸に、秘める!そうしよう!うん!

 

 というわけで今現在も言ってません。

 そんなわけで、つい2か月前、同ブースの同僚が何かの話題の際に「お年玉付き年賀状もね、バカにできないんだよ!私何年か前に〇さんにもらった年賀状の番号が1等に数番違いだったことがあるもん!」

 って、唐突に蒸し返され、その話を背後で聞きながら『それ当たったの私ですー…!』と戦慄したのはまだ新しい記憶です…。

 

 お年玉付き年賀状、令和5年の引き換えは7月18日(火)までのようです。まだ間に合うので、番号チェックしていない方はぜひご確認ください!