陸上経験がない人たちがめちゃ混じってるチームで箱根駅伝を目指すというお話。風が強く吹いている。
が。
遅刻した。超ショック(笑)。
待てども待てどもバスが来ず(周囲みんな待ってた)30分くらい待ってたので、もっと早くタクシーに乗り込めばよかったと思いました。
春一番のバカ。風強く吹きすぎ。
というわけで次回への教訓。
臨時バスが出ないイベントではバスを待つな。タクシーにのれ。
てなわけで近くの人に声をかけて同乗させてもらって、それでもタクシーに乗るという決断が遅く遅刻。五分くらい見逃しがっくり。
まあいい。ドンマイ。
ちなみにこの五分間の見逃し部分は、幕間にお隣のおねえさんに教えてもらいましたどうもありがとう。
ていうか、こういうこと書いたらまたあやさんとかかなんさんとかに
「知らない人に声かけすぎ」
とお叱りをうけてしまうな……(←この間の京都で二人に注意された)
人の善意を信じています。(と言ったら呆れられた)
ドンマイドンマーイ。
さて、そのバス待ち中からちょっと「あれ?」と思うことがありました。
なんか、心なしか……バス待ち組が若年層。高校生とか大学生とか今日仕事なんてしてませーん的な…。
おや?
失礼な話、ぶっちゃけ、全然有名どころというか知らない顔なんですよ出演者が。主人公のひとを「あーかめんらいだーのひと」という、この平成ライダースキーのワタシでさえその程度の認識の舞台だったんですよ。
正直舞台ってチケット代高いので地元で舞台など見に行くと結構年齢層高いのがお約束みたいになってたのに、若い若すぎる。そしてカート引いてる子とかいる、おかしい!
というわけでタクシー車中にて運転手さんの「誰のコンサート?」との問いかけに便乗、同乗したカワイイお嬢さん二人組(女子大生風)に聞いてみる。
「ええっと……ええと…き、かわださん…?」
明らかに彼女達彼のファンじゃない…。
「あまり人気のひとっていない……んじゃないかな…?」
言葉をにごした。
なんか言うに言われぬ事情があるのかしらジャニオタみたいな、言ったら引かれそう、みたいな…と思ったので追求はしない。違う世界の同志よ(勝手に仲間に仕立て上げるのはどうか)。
でも気になる。
金曜の地元の舞台にあの太陽のお城の(Notももち)、1階席の8割方埋まるほど人が入っているのにも驚き。
というわけで幕間にパンフレット読んでる隣りの清楚なお嬢さん(こちらは女子高生風)に尋ねた。
「だれか人気の俳優さんが出てるんですか?」と。
若い女の子がいっぱいいすぎてびっくり。と。
そしたら、アレだ。点と線。ワタシとは交わるはずもない一線が交わった。
よくわからないんですけど、とその女子高生も言葉を濁しつつ、
「テ○ミュっていうのが…」
「あー知ってます知ってます!」
テニスのギャグマンガ!と思ったけど言わない。
「……あって、それに出てた人が…D・B○ys(?)っていうんですけど、そこから二人ほど出てるんです」
じょびじょばみたいの?(喩えが古い)
「劇団?演劇集団みたいな?」
「はあ…」
逆方向のお隣の方々がうんうん、と頷いているので多分確か。
未知との遭遇!はじめてみたこんないっぱいのテニ○ュファン!みたいな。
女子率の高さに深く納得(出演者に超失礼)。
でもどれが誰なのか聞くの忘れた。多分王子(そういうテニス風なギャグが入ってて客席がクスクスってなったから)。
席は14列目で自分的にはちょっと遠かった。7~10くらいで見たかったかも。
さて本編。
あの長い小説をどうまとめるのかなと思ってたんですがいやどうしてなかなか。
群集劇でした。そのせいなのか、この間関西で見た「第17~」に雰囲気が似てるなーと感じました。時代も国も、なんもかも違うんだけど、作りが激似。原作が長いせいで、暗転が細々と入るからかな。暗転の入り方とかセット具合(このセットがまた季節ごとにちょっとずつ変わって細かいんだ)とか照明とかかな、似てる。監督さんとかが同じなのかもしれない。
走るシーンはどうするんだろうと思っていたのですが、ああいうセットで膝を打った。なるほどね!!!
みんなで喋るシーンとか、10人の集団なのにごちゃごちゃしてなくてテンポよく進んで、すごく面白かった。ゲラゲラじゃないけどニコニコしてみてしまうかんじ。
りくどう大学の人が舞台でも「ピンポン」(マンガ、映画。松本大洋著)に出てくる主将に似てて笑う。
何とか体育大学のカケルの同級生の人は、本当にカケルの才能をもったいない、と思っていて、その腹立たしさがわかる。ピンポンで言うところのアクマタイプだなあ。
その自分の感情をカケルに吐露するところ、科白が上手く聞き取れなかったけど、表情とかよかったなーと思う。
ハナちゃんとカケルは原作とかなり違うなーと思いました。
ハナちゃんはどっちかというと清純派で元気、包容力バッチリの堅実派、というタイプだと思ってたんですが、商店街の看板娘(ちょっとおばちゃん入ってます大阪弁じゃないけど大阪風味です)系になっていた。
それはそれでおもしろい。
カケルは原作では無口クール陸上バカだったのが、熱血陸上バカになっていた。
それはそれで役者さんのタイプに合っている気がした。(なんか小柄な人で、わんこタイプな人だったので)あっ、このひとがDぼーいずなのかも…!(適当だなあ)
ハイジはハイジだったなあ。ほっそ、と思った。あと色しっろ。細いし白いし、な、何か食べなよとんこつとかそういう油なかんじのものを。と思った。
カケルと並ぶとその身長差がすごい。背高いなあ。舞台映えしますね。
あと、「箱根をめざそう」の唐突さに驚きました。途中ぶったおれる唐突さも驚きました(笑)。
でもラスト、足をひきずりながら台所へ行く姿がたまらなかったですよ…!あれだけでハイジファンになりそうだ(笑)。
王子は…多分D(Bかもしれないと今思った聞き間違ってたらごめん)のひと!(指差し)
しろうとの私の目から見てもカワイイかんじがしました。
とろくて粘着質だけどすごい頑張る人なんだよね。駅伝のシーンで一番走ってたんじゃないかな。
つうか足キレイでめちゃうらやましい。
走り終わった後、続く走者を見守るさま、一喜一憂がすごいよかった。
ニコちゃん先輩は声がいいなあと思った。しっかりしている。大人だ。鍛えたくなった(なぜ)。
卒業してね!
ムサ日本語上手すぎ……!そしていい人すぎ…!
神童くんにすごい感謝してる、大事に思ってるとこがよかった。
ジョージジョータ。原作ではこの二人が一番好きです。
二人できゃいきゃいしてる、子供っぽいじゃれあいが好きなんですが、尺の都合でしょう、きゃぴきゃぴ回数が少なくてちょっぴり残念。かわいい二人ですが、これから続く二人の道が決定的に違う、と気づいてしまっているジョータが何となくせつない。
席が遠かったのでこの二人と王子の区別がついたりつかなかったりした…(だめだ)。
つうか足がきれいでうらやま…(以下略)
キングは思いっきりムードメーカーでした。笑いの8割方この人が作っていたと思う。舞台での運動量すごいよ…!
キングの科白で、「自分だけが特に仲のいい友達もいないし、一人仲間から浮いてる気がしてた」
というような独白があるのですが、
「いやいや気のせいだからそれ」
と思った。意外と繊細だなあ。
でも繊細だからこそムードメーカー的立場を自分で作り上げたのかもしれないと思いました。キングすごい。シューカツ頑張ってね!
また、アンコールで、中央に居並ぶ役者さんたちが(Dのひととか)手を振ってて、客席の方々もキャーてそっちに手を振ってるわけです。それに一番はじっこのキングも合わせて遠慮気味に手を振っててかわいい。
誰かあのひとにも手をふったげて!(笑)
最後ハケる順番がラストで、ハケる瞬間投げチューしてました(笑)。わーみやけけん(笑)。
見逃さなかった前のほうのお客さんがきゃっvてなってた。ワタシもつられてきゃっとなる(笑)。
ユキちゃん
……なんだろう、上手い。小さいのに存在感がある。冷静で物静かでしっかりしてる感漂っている。ニコちゃん先輩と共に
「あいつらがやるんなら、俺らも全力でやったろうやないか」という気概が見え隠れ。
おうちの事情のことを訥々と、だけど静かに語る口調もいい。
そして、あしがきれいでうらやましいんですけどどうしたら…!
神童さんは細い細すぎる!ノーブルな感じがします。かっこいいなあ。眼福だ。背も高いなあー。
神童さんの優しいかんじダダ漏れなところがよかったです。みんなで座卓を囲むところとか遠慮して小さくなって座っている。
原作よりもインフルエンザが軽くて応援も元気。
でも原作どおりもっとよろよろだときっと尺が足りない(笑)
後半、声をかすれさせているのも演技だとしたら、掠れさせても声が通るというのはすごいかもしれない。
そして足…長っ…!…そしてキレイでうらやま…(声にならない)
舞台はあまり経験がないのか、声が前半ちょっと聞き取りにくかったですけど、後半にいくにつれて臨場感あふれる感じでよかった。
カーテンコールが一番端っこで、遠くてくやしい。そして出演者たちが手を振っているところで振らない…!(にこにこお辞儀してた)振ったらワタシも振るのにー(笑)
ハナちゃんとカケル以外はほぼ原作通りのキャラクターで楽しかったです。みんな仲良しで元気で見ててにこにこした。
カーテンコール(アンコール?)が3回かな?
最後のアンコール、全員出てきて、中央のカケル(わださん)が主役のハイジ(きかわださん)の服をつかんでちょいちょい、と合図、
「千秋楽まで無事にやってこれました、ありがとうございました」
の一言がハイジから。
せんしゅうらくでしたか……知らなかった(←ダメなかんじ)
でも千秋楽だったせいでカーテンコールがいっぱい(最後スタンディングだったよ)、と思うとお得感が増します。役者さんたちも千秋楽ということもあってか嬉しそーうだった。
19時~22時まであって大変満足でした。
太陽のお城からのタクシーの運転手さんが「終了予定時刻より一時間も遅かった」とむっとしてましたが知らねーや。
いっぷう○う本店のラーメン食べて帰ろうと思ってたのですが、最終電車が23時、ワタシが駅についたのが22:20だったのでご飯食べずにそのまま電車に乗ったのもいーやいーや。
おもしろかったです。
なんだろう、舞台が終わると
「あ、今までワタシ何してたんだっけ」みたいな、そんな夢をみたあとのような感覚になりますが、後でじわじわと思い返して楽しめるのがいいなと思います。
私も昨日は相当しんどかったんですが、でも楽しかったです。
ニラ。(かわいい名前!)
大家さんが朝ニラを散歩させながらやってくるシーンがありました。
窓越しのため、ニラ本体は全く見えないのですが、
「ニラちょっと待ってろ」とか「ニラさあ行くぞー」とかそんな感じで。
ネタバレですけど(笑)
舞台中央にランニングマシン(多分自力で動かすシンプルなやつかと)が仕込まれた台。後ろのスクリーンに走っている影のみが映ります。心象風景を演じている際にも後ろのスクリーンでは走り続けているので、とてもわかりやすかったです。
また、
スクリーンとランニングマシンの間に、(舞台ではよく使われますが)8~10畳くらいの観客席方向に傾いている台(移動ステージ)が出て、その4隅を四角いライトで照らし、その一つ一つで各中継点の様子を演じる風になっていました。こちらも上手い見せ方だなと。
わかりやすく、かつ各ポイントや全体を見通せるのでちょっとおお、と思いました。いい演出だなあと。
映画は林くんのカケルですね。原作にかなり近いイメージになりそうな予感…(笑)
そしてそして、調べてみた!榊役のひとが人気だったらしい。D-boysのひと。いっぱいいるんだなあD-Boys…。20人くらい?
特に特撮関係の多さに驚いた。戦隊のほうだな。
舞台は、
りおさまとか全然気づかなかった(つうか榊の出番そんなにないのにあの観客量はすごいや…)。りおさまはよかったよね。
ゆうととかわたる(キバ)とかもなんだね。あと他にも知ってる顔がちらちら。ゲキレンジャのレッドもだなあ。
つうか、風が強く~の方も調べてみたら、
りくどう大学の、ワタシがピンポンの主将に似てる似てると言っているひとは、朋友のひとだった。全然気づか…(丸坊主だったし)
カケルが本当の箱根駅伝も走ったことあるDのひとで、
ジョータがゲキブルーで(ゲキレンジャってねこといとうかずえのやつ…だよね)
ジョージがテニミュのひと。
神童がいぶきさんで、
ワタシがDだと思ってた人はスタジオライフの人だった(姜くんと一緒だ。あにじゃー)。テニミュのひとじゃない。
チラシを見てもわからないというこの体たらく。戦隊ものはたまにみてたのにやはり覚えていないもんだなあ…。言われて「ああー!」という感じです。
やはり席が遠かった…。
ちなみに、タクシーのお姉ちゃんたちも、お隣のおねえさんも、
「誰が人気なんですか?」
と聞いたら
「ええっ・・・(動揺)」
としていたよ。自担?は言いたくない、という感情の表れとみた。
わーごめーん。
知らなかったよー。
とおりすがりのただのジャニオタで、どっちかというとお仲間だからゆるしてほしい(笑)
調べて思ったけど、もしかして
テニミュファンとDファンとスタジオライフファンが混じってたのかなあ。
知ってたらお姉さん達にどれ所属だったのかも聞いたのに。
惜しい。
小説が実際に映像や舞台で動くとイメージが…と思ったりするのですが、舞台は舞台で面白いなあと感じました。
こんどはもっと時間に余裕を持って…!!