本日7/12、ふらふらしながらパルコ(福岡)に行ってきました。ふらふらする青いワンピースの女。それは私。
福岡で写真集の「お渡し会」なるものがあって、当選してたんですよ。お昼の部。
正直今回は応募するかどうかもちょっと悩み、だっていやもうそんな三宅さんと向き合ったらどうしたらいいかわかりませんもの。ええ。もう真っ白になる以外の想像ができない。長らくのご愛顧ありがとうございました、完。である。
だが、もうこんな機会もないと思ったので勇気を出して申し込んだら当たった。
当日までそう時間もない。仕事は目が回るほど忙しい。実際回っている(絶賛頭位めまい症)(もはや持病)。取り急ぎまつげだけ上げにいった。職場の誰一人気づかなかったけども。しまった、エクステにするべきだったか。しっぱい。とりあえず美容院のリクライニングでも目がまわったことをここに記しておこう。大丈夫か私。
以下、覚えていることを覚えているだけ書いてみたい。
(1)三宅さん以外のこと
・福岡パルコの写真展の場所(本館5階)と、お渡し会の場所(新館6階)が離れていてうっかり場所を間違うところだった。
・集合時間より前にくるな、でも遅れたら入れない場合もある、というような注意メールが来て「もうどうしろというの!」となる。結果集合時間ちょい前に偵察に行く、という不審者になったが周囲もほぼそんな感じだった。
・パルコのいたるところにお渡し会前、何も手につかず、でもまだ集合時間になっていないため集合場所にも行けないファンのみなさまがパルコの至る所をなす術なくおろおろと歩き回る姿が散見された。私もその一人であることは言うまでもない。
・お渡し会の会場がまさしく「特設会場」。思ったより狭い。会場前にスタバ?があって出待ち?のお姉さんたちがいっぱいいた印象。
・指定された集合時間は15分間隔のようで、整理番号から考えると単純計算15分で40人をさばいている様子。すごいな。労働的にすごいな。三宅さんすごいな。
・列に並びチケットをもぎってもらう……の忘れて素通りしそうになり呼び止められる。大分舞い上がっている。
・カーテンとパーテーションの向こうに三宅さんがいらっしゃる。並んでいる列が近づくと少し声が聞こえる。
・時間は大体15秒くらいと考える
・並んでいる前の人と目があって「緊張しますね」「心臓が出ますね」という話をする
・順番が近づいてくるところに机があり、その上にほどよい大きさのカゴが並ぶ。そこで、荷物は全部カゴに入れる。
・カーテンの前で待つ。
・少しカーテンが開いて中から女性の方が「どうぞ」と言ってくれて、入る。
・中はカタカナの「コ」の形になっていて、左下部分から入って左上に出ていく形。
タテ棒のところに同様の向きで長机が一つ?あって(2つだったかも)、写真集が積んである。
・三宅さんとガードの方(2~4人くらい。全く覚えてない)は、入ってきた私と同じ方を向いている形で(つまり「コ」の字の左を背に)立っていらっしゃった。
・私、入った瞬間三宅さんがどこにいるかわからず「?」と立ち尽くす。相当鈍いというか、どんくさい個体である。
・ターコイズブルーが基調の、ごちゃごちゃした(語彙)オシャレなジャケット(ニットぽい)を着ていらした。
(2)お渡し会のやりとり
三宅さん(以下「三」)「こんにちは」
私(以下「し」) 声をかけられてようやく三宅さんが左横に立っていらっしゃることに気づく。ひぃ。
「こんにちは」
差し出された写真集を反射で掴む。ありがとうと多分言えていない。痛恨のミス。
し 「お会いできて嬉しいです!」
三「ありがとう」
し「奏劇観に行きました」
三「……」(←続く私の言葉を待っている)
し「……お、おもしろかったです!(←そういう内容ではない)」渾身のミス。
三「ありがとう」
し「三宅さんがいてくださることで、私の人生間違いなく豊かになってます。ありがとうございます」
三「ありがとう」
ここでお時間ですと声がかかる。去りかける私に体の向きを変えて、両手で手を振ってくださる。
笑顔で両手を振り返す。
会場を出て、荷物を受け取って、バッグに受け取った写真集を入れ、荷物を見てくれていた方に「ありがとうございました」と挨拶して会場を後にした。
(3)その後
その後写真展を見てトートバッグ買って帰宅しました。
ガチャガチャは傘をさしている三宅さんでした。
入るのに少し並びはしたけれど、比較的スムーズに入れたしゆっくり観ることもできたし、ショップも混んでおらず快適でした。
昼ご飯を食べるのをすっかり忘れてしまいました。
言いたいことはあの短時間で私的には驚くほどきちんと喋れたと思うのですが、振り返って考えてみると、感謝を伝えたい気持ちが強すぎてもはや怖いレベル。
三宅さんには恐ろしく冷静に対応していただけた感がすごい。
ずっと目を見て話してくださって、私はもう全然目が離せなくて、だから細部をほぼ覚えていない。160センチ、5センチヒールの私と目線がほぼ同じだった。
両側のガードの方が背が高くて全然顔覚えてない。
顔が小さい。もはや骨の直径から我々とは異なる…!と驚愕。思ってた以上に痩せているのでもっと脂肪を摂ってほしいと思った。舞台終わりだったからかもしれない。
でも正直にいうと、何がどうでも、最後のお手振りでもう何もかもどうでもよくなった。世界よ幸あれ。私はこんなにハッピーだ。
こんなに遠くまで来てくれてありがとう。
今日一日、頑張ってくれてありがとう。
今からゆっくり写真集をみるよ。
今日の記念に、昔行った握手会の日記を貼っておこう。幸あれ。