今年6冊目(仕事の本を除く)・・・かな?
軽めのミステリで名を馳せている東川篤哉著「仕掛島」
ある資産家の死によって公開された2通の遺言状。財産分与に関わる内容のそれが、殺人事件の引き金をひいた…探偵と弁護士コンビの謎解きミステリ。
ぶ、分厚い!
|
分厚いけど軽く読めた。むしろ読後、こんなに分厚かったのは何故だ、と思った。いや読んだけど。特に中だるみするようなこともないんだけど。みんな考えや行動にあまり裏がないのに。楽しく(?)島ライフを送っているのに。何にページを使ったんだ。
あと、あれだ、私だけかもしれないけれど、メンテナンスは誰が、とか思ってしまった。メンテナンスしないとスムーズに動かないよ「ぎぎー」ってなるよ!すぐ大騒ぎだよ!て思った。何しろあっちもこっちも仕掛けが大きいし、おおあじ。
あと、なんかみんな情に流されてるなあと思いました。流され過ぎ。
まあでもそれがいいのかな。ライトミステリだからな!と思った。
分厚さの割には軽くて良い。ライトミステリ好きにおすすめ。
ちなみに病院での待ち時間に読んでいたら突然名前を呼ばれ、立ち上がった瞬間本を落としたら本が自立しちゃってうっかり「本まで立った…」ってつぶやいてひと笑いとったのは私です。