9月は祝日が多くて素敵ねーと思う。それと合わせて、オリンピックのときは2年間、10月の祝日がゼロになって仕事しんどくて死ぬかと思ったよね、ってことまで思い出して世の何だか大きなものに対する呪いが発動しそうになる。思い出し呪い。イカン。
さて、案の定あの三連休もこの三連休も二連休になりましたが何とかやっています。お休みがそっと一日減ってしまうのも、仕事が終わらないのも何かの呪いなのだろうか。ちっ。
さて、そんな中読了。
ブラッドピット主演でちょっと前に話題になった映画「ブレット・トレイン」の原作を読みました。
マリアビートル 伊坂幸太郎 著
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久々の長編。殺し屋がいっぱい乗ってる新幹線で人が死ぬ死ぬ。という小説。
映画にはしやすそう。
あの人もこの人も「殺し屋」なんだけど「なんかちょっとイイヤツじゃ?」と思った瞬間に殺されてしまったりするので油断ならない。
人間を外見で判断してはいけない、という話なような気もするが、あまり難しいこと考えずに読め、という小説のような気もする。
ぐんぐん読める、けどなんだろう、前にも言ったような気がするけれど、おかしらがついていないお魚を食べている感じになる。頭としっぽがない感じ。突如話が始まって思いっきり巻き込まれて唐突に終わる感じ。
「ええと、今食べてるけどこれ、これ何のお魚?」みたいな。
お魚食べるとき、おかしらはついていた方がいいのか問題(勝手に命名)がやはり脳裏をよぎる。
私はどっちかというとお頭が欲しいです。口の中見たり目玉と目の下のところの身を食べたい派。小説も然り。
でもまた何か新刊が出てあらすじが面白そうだったら手にとっちゃうんだろうなあ。と思う。このひとの本はあらすじが面白そうなんだよ…!(褒めています)
読み始めたらぐんぐんいっちゃうので、疾走感を求めている人にオススメです。