のらりくらり日記

世の中のいろんなことにひっかかりつつ流される備忘録。好きなものを好きといってるだけ。過去の観劇日記もこちらに置いてます。科学系の話も少しだけ。

映画版をテレビで見ただけの人が鬼滅の刃を語る、2022年1月末。

今週のお題「鬼」

 

 ところで今「鬼滅の刃」の曲「炎」を本格的に練習し始めている(唐突)。ピアノ楽譜も購入した。

 いくつか言いたいことがある。

〇 転調しすぎじゃないかな。しかも妙な転調をするので流れがおかしいところがいくつかある。洗濯機の「洗い」と「脱水」くらい違う。間をつなぐものが洗濯機という共通点しかない感じ(伝わらない気配がするけど他にどう言い表したらいいかわからない)(語彙)

〇 この曲、長くない?

〇 途中の流れが90年代風

〇 海外住みの親戚と話していたんだけど英語のタイトルは「Demon Slayer」、確かにDemonしかないんだろうけど鬼とは違うよね、というひっかかり。 

〇 それでもメロディーを聞くと鬼滅の刃、というよりどうしたって煉獄さんを思い出してしまうのでそれはそれでイイ。

 …というわけで、映画だけ視聴済みなんですが、いやもー煉獄さんだよな、と思う。全部煉獄さんが持っていく。多分みんなそう(思い込み)。
 煉獄さんのことを何がどうしたって引っかかって忘れられない人が続出しているのは多分、彼の悲劇的な結末のせいだと思っている。

 悲劇的なのは死んでしまうことではなくて、年齢的にまだ20代~30代前半(20代であろう)の彼の、最期の回想において、個人的なこの世への未練が全くなかったことなんではないかと。〇〇と最期に会いたかったとか、〇〇は私が死んだことをどう思うだろうか、というような…何だろう、私欲、のようなものが一切見られない。そして(だからこそなのかも)「自分が生きること」への執着が見られない。

 どの目線で語るか、と言われてしまえばそれまでだが、それが何よりも哀れだ。と思った。

 

 私利私欲なく、誰かのため(ここでは弱き者のために)全力で駆け抜けた彼の一生が本人にとって悔いのないものであったであろうことをこそ、その潔さをこそ、彼よりも年上の者たちはきっと憐れんでしまう…の、ではないか。テレビ版を見ていないからよくわかってないけども。

 というわけで忘れられない人になってしまった。どうしてくれる(どうもしない)。

 

 まあともかく。

 鬼滅の刃の歌「紅蓮華」「炎」「残響散歌」「明け星」4曲を聞いてみて、一番ピアノと相性が良さそうなものを選びました。「明け星」も悪くないと思うんだけど、やはり気になる転調の仕方をするのと、サビの盛り上がりに少し欠けるので「炎」にしました。

 ええと、3月くらいまでに弾けるようになりたい。

 アニメが今あってると聞いている。ちょっと見てみようと思う。竈門くんがんばれ…!