今週のお題「雛祭り」
「昨年は無精してお雛様を出さなかったら、コロナウイルスで世界がこんなことになってしまったので、今年は出して拝みます」
とママが宣言して、2月の中旬にお雛様をみんなで出しました。
結論として、うちのママはお雛様を呪いの人形かなんかと勘違いしている。
でもママがお雛様を拝んでウイルスの蔓延が収まるんだったらこんなに簡単なこともなかろう、もしそんなことになったらすごいよね、それってすごいのはママかなお雛様かな、そりゃママじゃねえのか。という話をパパとしました。皆様、九州では大体1か月(旧暦のひな祭り)までお雛様を飾っておくので、4月中旬あたりにコロナウイルスの蔓延が収まったらママの力かもしれません。
さてそんな呪いの人形 我が家のお雛様。
実は2セットあります。私達姉妹のと、親戚のもの。お仕事の関係で海外在住のため、我が家が預かっています。私のは総勢5名(お内裏様お雛様三人官女)のガラスケース入りなので飾るのも楽ちん、しかもオルゴールまでついているしぼんぼりにも明かりがつく素敵仕様。ただ預かりものの方は総勢10名、5人囃子つき。これがまあ組み立てないとダメだしなんだかあれもこれも重たいし、3つの箱に分かれて入っているのでまあ面倒くさいこと極まりない。
それをママが組み立てた。
いや、手伝おうとはしたがあれだ、触ろうとすると「シャーッ!」と威嚇される(ホントに「シャーッ」って言う人を私は他に知らない)ので、触れない。一人でやりたいらしい。なので箱からの取り出しとか空き箱の片づけだけやる。そんななのに組み立て終わったら「誰も手伝ってくれない」って言われるのはなんだか腑に落ちない。しかし逆らわない。私もパパもママには勝てない。もしかするとママは「シャーッ」て自分で言ってることに気づいていないのかもしれない。もしくは文句を言うところまでがセットで何かの儀式の一つかもしれない。私にはわからないけども。
一気に華やかな我が家です。祭りだ…!