今日は仕事だったので今日ではないんだけども。
ピアノを聴きにゆきました。横山幸雄ぴあのりさいたる。
午前中が公開レッスンで、
午後がリサイタルだったんだけども。
まあそんなわけで丸一日がかりだったんだけども。
いろいろすごかったー!
公開レッスン。初めて観た。
一般のピアノ相当上手な人と、プロの差ってこんなに「歴然と」あるんだな、と思った。
音が違うよ!なんだこれ!モノクロと極彩色くらい違うよ!ところでここのホールのピアノめちゃイイ音だな!!
なんつうのかな、横山先生、
最終的にはやっぱりテクニックの差ってことになるんだろうけど、抜群の音のコントロール力だなと思いました。一音一音計算されていて、きちんと計算通りに弾けるってとこがすごい。
ピアノのことを、生徒さんたちに「これからもお勉強してください」って仰っているのを聞いて、
ああ、この人にとっては「ピアノはお勉強」なんだな、と思った。一生学び続けて行かねばならないもの、みたいな感じか。まじめだ…(←こら)。
午後はリサイタル。アンコール込みで二時間。
ショパンがすごかった。
「超好みー好きー!」って感じではない。そんなにあく強くない。(あくの強い演奏が好きだという奇天烈な人間なのですすみません)
けど感動した。パワープレイじゃない、断じてないのに、パワフルで大層美しい、流れるようなショパンだった。
本当に美しいものは感動するよねホントね…まばたき忘れた…涙出る・・・
幻想曲(Op.49)、ポロネーズ「英雄」(Op.53) は、本人(飄々としているので表情からは全く何がなにやら読めない)も好きな曲なんじゃないかなと勝手に思った。
この人写真映り(うっかりアンケートに書いてしまったくらい悪い)と喋り方(まじめすぎ)と無表情(ピアノへの情熱が伝わらない)で、めちゃ損してるなーと思いました。…三重苦だ。
またお近くにお寄りの際にはリサイタルしてください。行くからー!