忙しいとよくぼんやりと特に大したことないこと考えるなあという話を。
その1.
NH○の朝ドラって長編少女マンガだなあ、と。たまに遅出のときにちらっと見る程度ですが、
どこか憎めない、一生懸命頑張る女主人公が、
大勢の愛ある人々に囲まれて、
恋も仕事も頑張って、いろんな人に恋されちゃったりして、成功する話。
もちろんサイドストーリー(友人とか兄弟姉妹の恋愛とか)もあって飽きさせない。
そんな仕掛け。あははうふふ。
うまくいかなかった話って「純情きらり(みやざきあおい主演。最後確か死んでしまう)」くらいじゃないかな。
というわけで「純と愛」がウケなかった理由もすごいわかる。
ストーリーもアレだったようだけど、
「どこか憎めない、一生懸命頑張る女主人公」と「大勢の愛ある人々」要素が欠けている。
うちのママが当時
「見た後、『さあ、今日も一日頑張ろっと!』という気持ちにならない」と言うていました。
その要素、すごい大事だなと思う。うん。朝だしね。
あははうふふ。あー忙しい忙しい(現実)。そのうち「ガラスの仮面」とか朝ドラでやらないかな(やらない)。
その2.
この間、出張で電車に乗っているときに音楽を聴いていた。
私、街頭インタビューとかで
「この世でせつないものと言えば」と問われたら「カミセンのバラード」と答えようと思う(めがすわっています)。
春はあけぼの、冬はつとめて、せつないはカミセンのバラード。
(1)誠実を音にしたらきっとこんな声になる。この人ならきっと私を幸せにしてくれるという声と、
(2)信用しているけど、でも本当にこの人は信じられるのだろうか自分はとてもこの人のことを信じているから、信じたい、という逡巡や遠慮が感じられる声と、
(3)どうしようもない孤独と虚無の先の見えないトンネルの中を届く風のような声と(ワインの解説?)
そんな三人でバラード歌われたらそりゃ幸せにしてほしいし、大丈夫信じて!とその手をとっちゃうし、せめて君は孤独ではないと叫んでやりたいのが乙女心じゃないのか!ちくしょうほれてまうやろー!!
と、電車の中で叫ばなかった私を誰か褒めてほしい。誰がどの声なのかは言わん。
あー忙しい忙しい。順調に病んどる。あーこわいこわい。