案の定土曜日が仕事でな(ブラック職場)。
久々の大阪でした。日帰り。
というわけで久々すぎて駅から徒歩十分のはずのところを倍くらい時間をかけて行ってみました(迷ってる)。
さて舞台。席はいつものように最後列(チケ運の悪さ健在です。徳を積みたい所存)
めっちゃ王道のハーレクイン的ラブストーリーだった。
お互いに一目ぼれした二人、なのにちょっとした行き違いで女性の方が男性のことを「自分の友人の夫」であると勘違いしてしまい…?みたいな。
昔のミュージカルって一曲一曲がたっぷりあるなあとか、やっぱり女性というのは軽んじられていたのかなあとかそういう何だかむつかしいことも頭をよぎったが、
ハッピーエンドなので良し。王道なのもよし。
そして歌って踊ってよし。
今回のヒロインはおたべちゃんだったんだけども(おたべちゃん言うな)、初ミュージカルだったらしい。
私前に彼女が主演の「あやしい彼女」という映画を観ていて、それでおたべちゃんが歌下手じゃないってことは知ってたんだけども、あれだ、
…超頑張ったんだろうなあ…!と思った。
そして声超カワイイのな! なんだろう、キュンとするなあ!
表情がとても良く見えて、好きな人とのダンスシーンで、切ない表情しつつ、でも主人公と目が合うと嬉しくて微笑まずにはいられない、という感じがとても良かった。うーんカワイイ。地味な顔立ちだなあとか思っててごめんな!全然キュートでかわいかった!勘違いしてた!
あとドレスで歌い踊るんだけどもそのうちの一番イイドレスがまあまあ重たく作ってある(ターンしたらキレイに見える)のがわかって、えっ、こんな長い曲をそんなハードなドレスで…おたべちゃん…!って思ってた。この写真のドレス。ぶれぶれ。
坂本さんはあれだ、プレイボーイの紳士(日本語が間違っている気がしてならない)が似合うな!あと、おたべちゃんとの身長差がイイ。意外と小柄なおたべちゃんの頭の位置が坂本さんの胸をちょっと超える位置にあってだな…うんイイ…(何も伝わらない)。
あと、おたべちゃんの手をとる、その取り方が紳士で良い。指全体を手のひら側からそっと包んじゃう感じ(何も伝わらない再び)
所作がいちいち美しいというかカッコイイというか(まあそういう役)なので、イイもん観たーと思う。
ただ一番ぐっときたところを言うならば、時代柄(舞台は1930年代)か、度々、おたべちゃんの口紅が結構ビビットな色、かつマットな感じでな、何度かあるキスシーンの後、その口紅が移っちゃったまま歌って踊ってハケるとこ…わからん、ワタシは一体何にぐっときてるんだ…
最後のカーテンコール、二人で出てきて先におたべちゃんを帰したあと、深々とお辞儀をして手を振って、帰っていく数歩でまた前列の人たちに下の方でひらひらっと手を振ってたのが印象的。ていねいだなあ。
師走でもうすでに走り回ってる今日この頃なんだけど、私も毎日頑張っていこうと思いました。
いや倒れない程度にな!乗りきろう、師走!でももうしにそう!