というわけで大阪で舞台を観劇。
なんだろう、前回見た「血は立ったまま~」とどうしても比べてしまうんですが、起承転結がはっきりしていてわかりやすかった。お約束的展開。それがよし。舞台はこのくらいわかりやすくていーのかも。
あと、これだけは。
ハッピーエンドだったのでもうそれだけで満足ですよ!
毎日が結構ハードなこともあり(毎日平均12時間勤務残業代は出ない)、ハッピーエンドで「ああよかったねー」的なものに飢えているのです!
というわけで以下ネタバレあり。
雪山のロッジに閉じ込められてしまった女性3人男性2人(以上乗馬クラブの友人達)、プラス、ロッジの管理人(女性)、その息子・・・でなく孫(男性)、スキーのインストラクター(男性)
天災のせいでの閉鎖的環境の中、超若者的ノリで、誰が誰とくっつく?というよーな話なんだけど、アレだな。
年齢設定30歳前後、なのに、ノリが完全に大学生。
うーんうーん30歳前後はこんなに子供かな?と思ったが、ぼっちゃんの
「うーん、(主人公の)ツナギがキュン萌えだぜ」の一言で全部消えた。
そうだな!彼のあの素直な感じとツナギの前には瑣末な話だったぜ。
あとコーヒーカップを両手で持つ様もキュンキュンしたぜ。
女性陣がみんなすごいかわいかったのにも驚いた。
セクシーな女友達を演じた子の声がたまによく聞こえない・・・(耳が悪いもので)と思っていたがそう気にならない。それにしてもかわいーなー(そこか)。
と思ったら磯山さや●さんでした。ホテル帰ってパンフレット見て気付いた。思えば大層スタイルがよろしかった。
お嬢様の女友達はまあ「現実にいるよねこういう子」というタイプでしたが、お友達にはなりたくないね。
でも「頭なでなで」に弱いのはわかるなー。兄も「なでたくなるタイプ」としてみていたのでしょう。
兄やんはあれだ、ぼっちゃんにすごく好かれているからもうそれでいいんじゃないかなと思って観ていました。ぼっちゃん、もうそんなにすきなら兄やんと付き合えばいい。
あと、面白いところは全部インストラクターと管理人(鷲尾●知子さんだー)が持っていった気がしてならない。
インストラクターの
「雪崩から助けたの俺だっつうの」という終盤のセリフが一番笑えた。どんまいセンセイ。ただ一人思い切り報われない男。
主人公は、ただのくうき読めない人だった。外にクマがいる、というのに飛び出していくあたり、何も今じゃなくてもいいやん!!!と強く思いました。
なんだろう、30歳なのに幼馴染のことだけで頭がいっぱいになっちゃったという設定なのだろうか。でもそれは30年間生きてきた人間としてどうなのだろうか、それってただの馬鹿じゃないのか。と思った。
でもいいの。
ちゃんとハッピーエンドなら。
ちなみに観劇も終盤、すぐ後ろから鼻をぐずぐず言わせる音がずっとしていて、「なにかなー花粉症かなー」と思っていたらそれがやがて嗚咽に変わり…。
えっと。
多分同じものを観ていたと思うのですが、この舞台コメディーだと思ってたんですけど、どこに、一体どこに嗚咽するほど泣くシーンが!!!と終盤くるりと真後ろを向いて問いただしたかった(まだ舞台中です)。
気になるもやっと感。
ホールを出て、パンフを買い(並んでいたポストカードのかわいさに一瞬隣にいたあやさんが固まっていた)駅へと向かう道すがらその話をしていたのだが、途中ふと会話がとぎれた瞬間にあやさんがぼそっと
「くそうキュン萌えだった」と吐き捨てるように言ったのが面白かったです。
さて次は一ヵ月後です。それまでは元気でいたい(笑)